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今日の入荷  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月17日(月)09時16分22秒
  Hohner Morino V S、 5リード、ダブルチャンバー、心に沁みる美しいトレモロ。 う、うつくしい。 もちろん広いダイナミックレンジ。 もちろんすばらしい弾き心地。 もちろん重い5リード+チャンバー。 でもほかのアコではこの音色がでない。 片岡恭彦さんの奥さんもびっくりのあのサウンドです。
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今日の入荷  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月17日(月)09時13分24秒
  Hohner Morino 454CS、45鍵、Free Base付、トレモロ無し、クラシックマシーン。 すばらしい。
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今日の入荷  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月17日(月)09時11分44秒
  Hohner Gola MIII。 伝説のGola。 ドイツの御喜美江さんや日本のクラシックフリーベースの大御所、三浦みゆきさんも絶賛のHohner Golaは、やはりものすごかった。 とくにこのManual IIIタイプのFree Baseつきのモデルはトレモロを消して純正ハンドメードリードの音色そのものにこだわったクラシックには最高のセッティングだが、Jazzでもなんでも弾けちゃうのはそのため息のような繊細な空気の動きでも反応し、オーケストラのような最大音量までの絶大なダイナミックレンジにある。 感情表現を極限まで可能にしたアコ作りはさすが、とうならせる。 値段が高いだけではありません。 MIIIのついていないGolaもありますが、そちらはトレモロをつけた甘い味付けになっているようですね。 こちらは市場にめったに出回らないMIIIつきのGola。 普通のGolaとはちょっと違います。
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Bayan  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月16日(日)10時26分36秒
  まぁ〜様。 Bayanとは固有名詞で、もともとは古代ロシアの吟遊詩人の名前だそうで、これをサンクト・ペテルブルグのあるアコーディオンメーカーがロシア式クロマチック・アコーディオンにネーミングしたということのようです。 現在のBayanの原型はたまたまサンクト・ペテルブルグに在住していたチェコ人技術者による開発であるというのも興味深い。 当時のチェコのアコーディオンに関する技術の深さが感じられる。 フランス式のCタイプのクロマチックアコーディオンとことなり、ロシアのバヤンはBタイプのクロマチックアコーディオンで、フリーベースがついて、リードは大概の場合高級なハンドメードがつくというのが相場のようです。 もっとも、Borsini、Bugari Arumando、Scandalli、Piginiなどのメーカーはこれにフランス式のCタイプのボタンを組み合わせているケースが多いようですが、これは注文時にBタイプにするかCタイプにすればよいか決められます。 Bタイプは「ド」の音が3列目のボタンにあり、Cタイプは「ド」の音が一列目のボタンにあります。 日本ではCタイプが一般的ですが、有名ボタンアコ演奏者の桑山さんはBタイプのようです。 この掲示板にご参加いただいている奈良のアコ弾き様もHohner MorinoのBタイプですよね。 ベース側はだいたいクロマチック式のフリーベースがConverterタイプといって通常のブンチャッチャできるStradellaベースとの切り替えになっている場合と、Manual III(MIII)という3列別についているものがありますが、Bayanの場合はConverter形式の方が主だと思われます。 ボタン式のバヤンの場合、通常右側64キー、左側58キーという形式が多いようです。 リードは大概ハンドメードリードで、トレモロは無し、ないしあってもごくわずかという場合が多いようです。 音域も広くリードの数も多いし、大概はチャンバーつきの場合が多いのでメカも複雑なため、重量は13−15kg程度はあると思われます。  価格帯は16000Euroから18000Euroが中心ですが、チャンバーの無いタイプであれば重量、価格とも多少廉くなります。 クラシック音楽にはBayanは最適です。 もちろんその他の音楽にも使えますけど。 日本においてBayanでクラシック音楽をやる方が増えることを期待しています。 まぁ〜さん、ぜひ突撃してください。

http://es.youtube.com/watch?v=v3yK5nPz5xQ

http://jp.youtube.com/watch?v=WjJQwTKYfd4&mode=related&search=

現在Borsini社のピアノ鍵盤タイプのBayan PS2を在庫しています。 音色・音量ともに圧倒的です。
 

(無題)  投稿者:まぁ〜  投稿日:2007年12月16日(日)07時55分24秒
  おはようございます、ご回答ありがとうございました。
「まぁ〜様の赤のHohner嬢はボタンでしたでしょうか、ピアノ式でしたでしょうか?」
お嬢はピアノ式です^_^が、購入はボタンで選定します。
よければbayanに関する情報を教えていただきたいのですが・・・。
 

初荷!  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月15日(土)23時26分9秒
  正月の2日には「初荷」の旗をはためかせたトラックやオート三輪車などが街道筋を都心に向かって走る様は最近はあまり見られない、かな? 伊丹のてら様、お正月の2日お待ちしています。 大阪を正月の夜でると、2日の朝早くに東京駅に到着すると思います。 そのままJRの山手線で秋葉原までお越しいただき、秋葉原始発の「つくばエクスプレス」で「柏の葉キャンパス」駅までお越しください。 お電話いただければ駅までお迎えにあがります。 ご一緒にモーニングサービスか納豆定食プラス餃子でも食べましょう。 お持ち帰りいただくアコには「初荷」の旗が付く?  

正月早々に  投稿者:伊丹のてら  投稿日:2007年12月15日(土)22時04分18秒
  拝啓、川井様。年末年始休む事無く、アコに捧げておられるお姿、大変頼もしく、また有難く思っております。私の柏行きの件ですが、年末年始の大阪〜東京間は例年の如く、大変混み合っております。いろいろ検討致しました結果、元日23時発の夜行バスで行くことになってしまいました。柏に着くのは、翌1月2日の午前の遅い時間か午後あたりになりそうなのです。その日の夜行バスでまたトンボ帰りということになりました。川井様のご都合は如何でしょうか?(と、云いつつ切符はすでに購入してしまいました。)甚だ自分の都合ばかりでで申し訳ありませんが、宜しくお願いします。  

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月15日(土)14時44分21秒
  Hohner Concerto III、Made in West Germany。ドイツが東西に分割されていたころの西ドイツ製。 Hohnerもまだ元気でした。 ドイツのEngineeringと職人技が光るコンパクトアコは今日のマスプロ、プラスチック、中国、とはちょっと違う、クラシックでレトロなアコはリードのよさもあって音色・弾き心地ともに良好。 入荷後、Netに出す前に横浜からおいでいただいた紳士に見つかってしまい、買われてしまったアコ。 さすが、見る人がみると差がわかるようです。
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今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月15日(土)10時43分33秒
  Bugari Armando Seniorfisa 360/SE君は本日北海道の札幌に旅立ちます。 今年アコをはじめられ、早くもボタンへの転向を決意なさったこのアコの新オーナーさんに大事に鳴らしてもらって、一緒に育っていただければいいなぁと思います。 丁寧に作られているBugari Armando Seniorfisaで程度も非常によく、新オーナーさんに喜んでもらえると思います。 ボタンへの転向やボタンアコでの上達状況などご投稿をいただければありがたく存じます。
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RICHARD GALLIANO    投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月13日(木)08時34分31秒
  hideshikibi様、Richard Gallianoの演奏会での感動がガツンと伝わる渾身のレポートありがとうございます。 彼の演奏のいくつかはYou Tubeで投稿されていて、あの立派な体格でアコの持つあらゆる表現をあるときは力強く、あるときはさめざめと泣くように、まさにおっしゃるようにひとつひとつの音に命を吹き込むという表現がもっともふさわしいように演奏する様子は、まさに芸術家といえると思います。 アコという機械というか道具、つまり楽器ですが、なにか、人間がもっている表現能力の限界を超えて、さらにそれを昇華させて、パワーアップして、イマジネーションの世界を広げ、感動を与えてくれることにあらためて思いを走らせました。 彼のようなSuper Starは、もうアコの魔術師とでも呼びたい。 でも魔術といってもTrickではなくて、地道な練習・訓練の積み重ねの集大成なのだと思えば、そこにたどり着く道も無きにしも非ずではないかとも思います。 もちろん、天性の才能、人並みはずれた感性、体力、どれもだれでも持っているわけではないけれど、近づいて行きたいものですね、これほど人を感動させることができる演奏レベルに。