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古いシャンソン、古いアコ  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 9日(金)08時10分58秒
  古い、古いといっても必ずしもネガティブな意味ではありません。古くてもいいものはいい。 古ければなんでも良い訳ではありませんが、なんといっても、いいものはいい。LakesideのオーナーのMIDIAKI様は近々私のところのアコの花園、アコのハーレム、アコ専門店としては体裁に欠ける穴倉、にLakesideごお持ちになって、お遊びにおいでいただくことになっています。 ご都合がつけば日時を打ち合わせて柏でご一緒にアコ談義、シャンソン談義などいかがですか?  

LAKESIDE  投稿者:Saki  投稿日:2008年 5月 9日(金)06時57分54秒
  昭和初期のアコをご紹介くださいましてありがとうございました。私が生まれたころにつくられたもののようですね。其のルックスはまさに私が歌う”ふるいシャンソン”にぴたりですが。。。どんな音がするのでしょう?どちらにお住まいですか?音が聞けるなら飛んでゆきますが。。。。  

アコオタクの星!   投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 9日(金)06時52分28秒
  長野のKazu様、ご投稿ありがとうございます。 今の長野県はすがすがしい空気と新色に囲まれてすばらしいでしょうね。 あ、まだ桜かな? 書類選考合格、面接で不合格、のすっぱい気分を味わっていた私になんと「アコオタクの星」というすばらしいタイトルをいただき、まことにありがとうございます。 ちょっときれい過ぎるかなと照れちゃいますが、自分に都合のいいことは喜んでいただくポジティブというかあつかましい性質なので、これは喜んでゲットだぜ。 うーん、今日の私を高めていただいてありがとうございます。 長野のkazu様のように、エキセル980をばりばり鳴らせる方は私もこれまであまりお目にかかっていません。 それもたしかアコ暦数ヶ月とかうかがったように記憶しておりますが、さすがに音大出の方は基礎がしっかりとなさっているので、楽器がピアノからアコに変わっても一気に飛ばせますね。 びっくりしました。 まるで電車の運転手の方が、急にF1レースに出場するように見えます。 エキセル980のように46鍵、120ベース + MIIIフリーベース、重量16kgなんて怪物を弾きこなすには確かに筋トレが必要かも知れませんね。 私がアコ大学を創設した暁には、学校のモットーとして「アコ弾きは体力造りの場である」と書いた石碑を校門の横に立てたいと思います。 さて、昨日到着した14台のアコは明日から開梱し始めますので、徐々にこちらにてご紹介をさせていただきます。 あ、そういえば、45台入荷したアコの掲示がぜんぜん進んでいないことにも気がつきました。現在、On-Line Shopに載っていないアコが40台前後あることになります。 がんばろー、アコオタクの星! これ、うれちぃ。  

世の中ってそうですよね〜  投稿者:長野のkazu  投稿日:2008年 5月 9日(金)01時37分43秒
   今年2月にアコの花園より、エキセル980を嫁に頂きましたKazuと申します。 掲示板には初めて参加させて頂きます。 なかなかのじゃじゃ馬娘(息子?)で、付き合うと腰、腕その他全身に過大な筋肉負担を強いられ、尻をひっぱだかれております。 KAWAI様の書き込みを見て思わず投稿致しました。 やはり見た目しか見ないメディアには、私も自営業しておりますので辟易としております。  正直な商売と、飾った商売、やはり見た目を大切にして、雑誌やTVの見栄えで判断されてしまいます。 しかもその業界や商売を何も分かっていない方の判断で、、、  悲しい事ですが長野の田舎でもしかりです。
もっと良いアコのお話で今度は参加したいと思いますが、KAWAI様のアコに対する情熱やこだわり、バイタリティは完璧にアコオタクの星であります!!
それから大量に入荷したアコの登場が待ち遠しく、日々身もだえしております。
早くアップしてぇ〜!
 

悲しい日  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 8日(木)07時23分2秒
  最近「MIT 3G」というネット放送を制作する会社から連絡があり、番組スタッフのリリーちゃんとエリカちゃんというかわいい女性がいろいろな楽器屋専門店を訪問し、その楽器をならって演奏しちゃうという番組を作っていて、第一回目はハモニカだったが、次回はアコーディオン専門店を取材して放送したいので、協力してほしいとの電話があり、私はアコのことやら、このアコショップのことが少しでも皆さんに知ってもらえたらうれしいと思って、ぜひにと快諾いたしました。 週末にお見えになった担当の女性の方は、昼過ぎから夕方の6時半まで熱心に取材をしていただきましたが、後日連絡があり、不採用になったとのお電話でした。 理由は、専門店としての「体裁」に欠けるというのが主たる原因でした。 せっかく看板まで作って出したのに、残念。 おまけにどこか他にまともなアコーディオン専門店はないのか、とのご質問までいただきましたので、水天宮のヤマハさんのショールムか日暮里のトンボ楽器さんのショールームは立派ですよ、とお伝えしました。 なんとなく、悲しい日でした。 よーし、もっとがんばるぞ。  

LakeSide続き  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 5月 6日(火)12時31分24秒
  お写真拝見しました、ホーナーの基本形によく似ていますから、私のは特注なのでしょうね、私の勤めていた市内のアンテークショツプに買ってくれと云わんばかりに私を待っていた記憶があります、今はその店は無いので、入手ルートは聞くことが出来ないのは残念です。
程度は非常に良く、セルロイドも剥げかかったところは有りません、細かい模様の部分はさすがにかけているところは有ります、何れもルーツになる部分の表記も有りませんがボディはホーナーとよく似ていますね。
近いうちに、土か日辺りにお邪魔してお披露目致します。
 

Lakeside Story  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 6日(火)09時06分1秒
  MIDIAKI様のLakesideのことで頭が一杯です。 写真は鮮明ではありませんが、1940年ごろのHohner Verdi IIです。ただし、Verdi IIはMMの2リードでレジスタは無いことになっています。 MMLでレジスタ付のモデルは37鍵タイプになってしまいます。 もしかしたら、Hohnerでもいろいろなバリエーションがあって、そのすべてを記録しているわけではないかもしれないので、このLakesideはHohnerの歴史を塗り替える、ある意味で貴重な資料かも知れません。 Lakesideをネットで検索するうちにどうもイギリスのLakeside Fastivalという音楽祭があって、そこにはハモニカとはアコが盛んに出てくるような記事が目に入ってきました。 Verdi IIは1935年から1958年まで製造されたということなので、このLakesideが実際にいつ製造されたかは不明ですが、1935年といえば、第一次世界大戦後、戦勝国のフランスではベルエポック、シャンソンにレビューが華やかな時代。 アメリカではチャールストンがはやり、イギリスもおそらくしばしの栄華の時代を迎えていたころ、敗戦国のドイツではパンをひとつ買うのみのお札を乳母車一杯に積んで買うような超度級インフレ、そこにナチ、ヒットラー・ユーゲント、SS隊などの靴音が徐々に大きく響くころ。 1939年にはナチス・ドイツはポーランドに侵攻、そして1940年にはロシア、イギリス、フランス、1941年には日本軍による真珠湾攻撃を機にアメリカまでを巻き込む第二次世界大戦に突入した時代。 そのころのLakeside Festival、ドイツ製のアコでイギリスでアコの音楽祭? それはありえないだろうと考えると、このLakesideは戦前のものか、あるいは戦後東西冷戦が始まり、それまでの敵同士だったドイツ(少なくとも西ドイツ)とイギリスの融和が図られる中で、再開した音楽の祭典のための特別モデルだったのだろうかとも思えてくる。 特にHohnerの文字が一切ついていないにもかかわらず、形はVerdi IIと100%と言っていいほど同じである。 それゆえ、かたやMMだけのVerdi IIとMMLでレジスタ付のLakesideとの関係が不思議だ。 このLakesideにはまだまだ隠された謎が一杯あるのかもしれない。 MIDIAKI様のLakesideがどのような経路で日本に入ってきたかという情報もあれば何らかの手がかりになるかもしれません。 グリルデザインが旭日旗に見えてしまうのは私のかんぐりでしょうね。 もしそうだとしたら、Lakesideという文字も使えていなかったかも知れないし、ブランドは「雄飛」だったり、「皇音」とかそんな名前にさせられていたかもしれませんもんね。 Lakeside、湖のほとり、湖畔の宿、なんとなくロマンチックなネーミングだなぁ。 この言葉にはロマンスを感じてしまうなぁ。 最近、自分にロマンスが少ないことを感じてしまうなぁ。 歳だなぁ。 あ、さびしい方向に話題が流れそうなので、ここで、じっとこらえて、今日も自分を褒めてあげて、せいぜいがんばっていきましょう。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 5日(月)21時36分2秒
  5月4日に入荷したと思ったら、5月5日に旅立つことになってしまったのがHohner Alpina IV 96君。 以前からこんなアコがあったら欲しいとおっしゃっていた美貌のプロのチロリアン・アコ奏者の女性のところに旅立つことになりました。 アルプスの空のように澄んだ明るいサウンドにしっかりしたベース、なんとも弾き心地のよい38鍵の本格的アルプスタイプのアコ、それもその草分けのHohner製。 都内で楽しいアルプス音楽を奏でる楽団がいて、このアコを見かけたら、それはこのアコ、かもしれません。
 

Scandalli 41/120 compact  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月 5日(月)21時26分22秒
  伊丹のてら様、ご投稿ありがとうございます。 ブルーとホワイトのScandalli君の人気がこちらまで伝わるレポートありがとうございます。 ぜひ、次回このかわいらしい姿のScandalliちゃんのダイナマイト・ヴォイスぶりを写真でご披露ください。 姿はかわいらしいのに、ダイナマイトといえは、おじさんは、かつてのブレンダ・リーなどを思い出します。 その写真は、うーん、私ももってますが、あ、Scandalliのですけど、やはり現場の伊丹のてら様の投稿写真をぜひ拝見したく存じます。 みなさんでわいわいやっているところの写真などもよろしいかと存じます。 とくに他の楽器とのセッションのなかでぱっと映えるこのScandalliちゃんはなかなかセクシーですね。 写真、お待ちしてますよ!  

有難う御座いました!!!  投稿者:伊丹のてら  投稿日:2008年 5月 5日(月)10時44分15秒
  拝啓、川井様。連休のど真ん中の忙しい時にアコの花園にお邪魔して申し訳ありませんでした。SCANDALLI 41/120 CONPACT バッチリ最高です!早速地元のライブハウスにTOMBO T‐801 34/80と一緒に持っていって、ライブのはねた後、お酒も少し入って遊びまくってしまいました。キー及びボタンのレスポンス、蛇腹の加減、背負い具合等申し分ありませんでした。リードが良いせいか、一音一音は若干音色が甘い感じがするのですが、補ってあまりある音量とインパクトに皆さんびっくりされておりました。たまたま店に来ていたお客さんと店のスタッフと一緒にギター、ピアノ&ボーカル、アコで臨時トリオ編成、昭和歌謡ナンバーで深夜2時まで盛り上がりました。やっぱりアコはややこしく考えるよりもまずは弾いてからだと改めて実感しました。店のスタッフの女の子は「私もやってみようかなぁ」って言ってました。僕の持っていたTOMBO T-801 34/80は、店置きの練習用楽器になってしまいました。次回はデジカメで写真とってアップしようと思います。日本でアコをやろうと思う人は、柏のアコの花園に行くことが必須用件ですね。敬具