BacK Number 366


Sesto Bruscantini

 投稿者:T.Tanaka  投稿日:2010年 2月17日(水)12時22分37秒
  S.Bruscantiniが登場したので久しぶりに投稿します。Settimio SopraniYからSesto Bruscantiniにシフトする川井さんの発想にも驚きますが、それにしてもこの歌手は素晴らしい。日本では何故かそれほど知られていないのが不思議です。彼の歌っているDonizettiの“愛の妙薬”はDVDで発売されていますがLuciano Pavarotti,Judis Bregenの素晴らしさとともにこの曲の決定版だと思います。残念なことに2003年5月4日に彼は亡くなりました。私はイタリアオペラは大好き人間、 Mario del Monaco の大ファンで、古い話になりますが彼の出演した“Otello”や“I Pagliacci”はライブで見ましたが、あの時の感動は未だに忘れられません。彼が日本で歌った 'O Sole Mio の映像がありますのでご覧ください。これ以上の演奏があるでしょうか?これには流石の Enrico Caruso も脱帽だと思います。http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=jiu26n5JkPY
これは確かチャリティー演奏会だったと思いますが、彼の出演は予定に無かったのです。それが演奏会の最後に譜面を持ってステージに現れたので、聴衆は感激してあの拍手になったのです。指揮者が急にピアノの伴奏をして、打合せなしでの演奏です。ですから曲の途中で出だしの遅れるところがありますが、モナコはもともとこの部分は歌わないので指揮者に(ピアノ)合図をしています。ピアノは気転を利かせて次の出だしの音を短くして弾いています。残念ながらこの演奏会には私は行きませんでした。なぜなら演奏会のパンフレットにモナコ名前が無かったからです。こんな事ならば演奏会に行っていたのに・・・
この辺で話をアコーディオンに戻します。話題は Settmio Soprani Artist Y で盛り上がっていますが、かつて Accordion の Stradivali と言われた“Dallape”(“ダッラペ”ぺにアクセント、ダラッペではない)はどうなんでしょう。私はこちらのほうが好きですが。何故か“Dallape”の話は全然出てきませんね。
 

VII -> X! & VI->O

 投稿者:川井 浩  投稿日:2010年 2月17日(水)07時46分44秒
  いつの間にかシックスでは無く、セブンが独り歩きしてしまいましたが、Artist VIIでは無くて、Artist VIです。 ScandalliならSuper VIです。 ましてやウルトラセブンではありんません。 もっとも私もScandalli Super IV(=4)などと書きちがえていたことがありましたので、他人さまの上げ足ばかりとれませんが...(-_-;
さて、イタリア語で7はセッテ、6はセイ。 007はゼロゼロセッテで英国諜報部員番号、07はゼロセッテでイタリアのアコメーカー、昔Giuliettiをつくていた会社。 でセストとは「6番目」という意味。 英語なら"6th"。 ドイツ語ならsechste(ゼックステ)。 これが人の名前になれば、一郎、次郎、三郎、ときて五朗の次の「六朗」。 昔は七郎、八郎、九朗なんて名前もありましたので、子沢山だったんですね。 六朗なた谷内六朗さんの絵が好きです。 九朗なんて義経は9番目の子供だったんでしょうか? 次郎さんも欽ちゃんのお相手お疲れ様でした。 さて、六朗さんのセストで思い出したのが友人のT.Tanakaさんに紹介してもらったセスト・ブルスカンティーニ。 Verdiの「椿姫」で高級娼婦にほれ込んで出世の道も投げ捨ててしまい、パリから戻らない放蕩息子をプロヴァンスの田舎から父親がでてきて、息子よ、プロヴァンスの海と空を忘れたのか、と戒心を迫る場面の親父役。 このつらい嫌われ役の親父役の美しい曲を見事に歌い上げているのがセスト・ブルスカンティーニ。 きっと6番目の子供だったのかも知れません。
Sesto Bruscantini "Di Provenza il mar, il suol" La Traviata
http://www.youtube.com/watch?v=Ud63UyeNT54
こちらはのちに3大テノールの一人となるアルフレード役のホセ・カレーラスと。
Sesto Bruscantini - Di provenza il mar il suol - La Traviata
http://www.youtube.com/watch?v=br2k7mTY5ek&NR=1
しかし、恋に落ちてしまった息子を説得することは易しいことではない。

新しく作られようとしているArtist VI(アーチスト・シックス!)に恋することができるか? それは見てみないとわからない。 名前負けしていないことを祈るだけだ。 このチャレンジは過去の名声が高いだけに、相当なチャレンジだ。 失敗すればみじめな笑い物になるだけだ。 これから歌手になる新人が美空ひばりの名乗ろうとするようなものだ。 1945年にScandalliとSettimio Sopraniが合併してFARFISAという社名に変わり、アメリカのボンテンピが資本参加したのはやはり第二次世界大戦という悲劇と、戦勝国のアメリカの資本がイタリアの芸術を金で買ったという側面をぬぐいきることはできない。 やがてはアコブームの終焉とともにボンテンピも去り、いわば食い散らかされた残骸を組み立ててようやく立ち直ったのがその後のScandalli、Paolo Soprani、SEMブランドを製造する現在のSuoni社だ。 Suoni社ないし、それ以前のFARFISAにはSettimio Sopraniブランド残し、育てるという意欲は無かったのはなぜかわからないが、今想像するに、戦後に参入したアメリカ資本はアメリカ市場向けの輸出しか頭に無かったり、そのために一般的に汎用品でも有名だったScandalliブランドを生かして行ったのか? 実はSettimio Sopranoブランドでも汎用品は作り続けていたようで、今でも中古品としてオークションなどにはSettimio Sopraniも登場する。 ただ、FARFISAが解散する段階ではすべてを続けることが困難で、Flag ShipはScandalli Super VI(スーパー・シックス)一本に絞られ、その時点でSettimio Sopraniブランドは消え去ったようだ。 現在もSuoni社では今更Settimio Sopraniブランドを立ちあげるだけの意味合いを見つけられないため、ブランドとしてもまったく使用していない。 そこで、登録商標としてのSettimio Sopraniブランドの使用がフリーになる時期を待って、それを新たに登録して、どうせやるならかつてアコーディオンのロールスロイスといわれたこのSettimio Sopraniブランドを再興しようという運動があったと考えると、歴史的に見て、やっとイタリアのアコ業界が第二次世界大戦の傷跡から立ち直り、一度押し寄せたアメリカ資本も逃げちゃったので、イタリア人による本来のSettimio Sopraniを取り戻そうというは、もしかするとイタリア人、あるいはイタリアアコ業界の人々の、あるいはアコを愛する人々のプライドを取り戻すという意味合いがあるのでは無いかとも思われる。 それは単に商業主義に基づくものばかりでは無く、民族の誇り、アコーディオンという楽器、音楽・芸術に対する誇り、かつて花開いていた文化の再生、ルネッサンス! 人間性復活につながる事業なのかもしれない。 イタリアの文化に対する人々のパッションと尊敬というものを感じてしまう事業のような気がする。 さぁ、そうなったらそのアコはどうなのよ? 大変な期待と責任を背負った、国旗を背負ったアコーディオンになるのか? これが国や体制の支援無しに行われるところがいい。 これは保守では無くて、むしろチャレンジなのだと考えたい。 古きに戻るようでありながら、新しいことへのチャレンジであってほしい。 まったく同じものへ戻るということ自体がチャレンジなのだ。 ただ、今、昭和28年型トヨペット・クラウンとまったく同じものを作っても誰も買わないのと同じように、進化すべきところは進化して行ってもらう必要もあるだろう。 さぁ、どのようなアコが出現するのか、興味は尽きない。
 

参ったなぁ・・・

 投稿者:たしろ  投稿日:2010年 2月17日(水)06時39分6秒
  音楽について書きたいと表明したあと、P君から「はやく読みたい」と書かれて、これはヤバイと思ったのですが、その時点で降参すべきでした。(実はその時点まではまじめに音楽の事を考え、無い知恵を絞りながら書き続けていたんですよ。)

それでも、このような大きなテーマについて書きたいなど、自分としてもよく言ったもんだと呆れつつ、いや自分のような素人にこんな大きな課題のコメントは無理だと決め込んでヴァンクーヴァー・オリンピックの観戦に逃げ込んでおりました。

さて、3時間に及んだオリンピックの開会式、その最新の映像と音響技術の投入にはたまげました。TVでの観戦ですが、特にあのような大きなホールで適度に残響を効かせながら細かく位相制御していたように聞こえた(広い会場のどこにいても同時に同じ音を効くことが出来る)点です。これは物量作戦で出来ることですが、このことに大金を投ずることを関係者に納得させることは並大抵のことでは無かったのではないでしょうか。

この効果もあって改めて音楽への期待の大きさを実感させられました。しかしちょっと気になったのは、登場した音楽家は「歌手」が大部分であり、「言葉」の付随した音楽が殆どだったことや、ヴァイオリンの弾ける音楽家は切れやすい白いひもを張った弓で弾くまねをする道化役者として起用されていたにすぎなかった点でした。
アコの登場は無かったし。

・・・ということで、ぼやきから始めますが、ようやく日本もメダルを取ってくれたので、お約束の大テーマについての考察を再開します。最大限頑りますが、今週末までかかるかも知れません。
 

すみません、いや、そうじゃあなくって

 投稿者:ppp  投稿日:2010年 2月17日(水)05時47分0秒
  pくんもってたんは、80年代の終わり頃生産された、スカンダッリのほうです。
誤解まねくかきかたしてすみませんでした。

まあ、どのみち、MP3、で、コンピューターの、扇風機だらけのおとやし、なま音とちがうんで、
だから、今は、そんなことゆってる208236さんも
いつかあるとき、セッティミオソプラーニウルトラセヴンの、なま音、聞いたら、おったまげるんじゃあないかとおもうし、
アコーディオン命の208236さんならよけい、いつか、こういう、アコーディオンの音色の、素晴らしさにも、夢中になってしまうときがきたらいいのになあ、と、おもいます。

永遠の瞬間、ですが、これは、このタイトルは、僕が当時悟った、音楽とはなにか?なのです。(、たしろさんの後編、せかしてるつもりです)

おととい、やっと見つけた、この録音きいてたら、
『p君、これのほうが、はるかにええやん、なんでこんなんやれへんの?』
と、ゆわれました。
確かに、なんで、p君は、いまは、しょうむあるかないかわからんような流行歌ばっかしやって、、、、と、おもいますが、じっさいには、それがpくんなのだ。

だいたいそもそも。自分が昔作った曲で、出版されへんかったもんを、譜面も見当たらんで、自分の、録音から、もっかいコピーしなおすなんて、なんか、そんなん、ふつうのかんかくなら、いやなかんじでやりたかないでしょう?


ちなみに、なんで、スカンダッリ、いまないかとゆーと、
その時、すでに、手元にあった、ほとんどひいてないp君号が、初めて、それで、ステージいって演奏中に、左のリード、一列
おちてしまうという、とんでもない事故になり、その修理費のために、スカンダッリ、手放したという、ものすごいけつまつなんです。

まあ、なんでそのときスカンダッリうりとばしたか?ゆーのは、やっぱり、セッティミオソプラーニウルトラセヴンとは、違う、ゆーのが、わかってたからです。もしそうでなかったら、僕は、p君号とそれ、りょうほうもってよにげしてたかもしれません。


セッティミオソプラーニウルトラセヴンの再生産!!!!
これはすっごいはなしだ。しかし、p君は、買わない、いや、買えない。はっきしゆって、セッティミオソプラーニウルトラセヴンの、なま音しってるひとが、いま、そんなん買うおかねもってるとは、おもおえない。この音知ってる人は、僕おもうに、ほとんど、よるのみせの楽士だ。そのひとたちが、いまとなっては、もう、そんなん買う意欲も、お金もないと、僕は、現実を、予想して、うまくいかないとおもいます。
実は、先週もいっかいあったんですが、きのうの晩も招待されて、飲みまくってしまって、(弾いてたんじゃあないんです、ただたんに、飲んで食べてわけわからんことはなしてただけ)なんかもうわけわからんじょうたいなんで、もう、しんどくて、ねます。
 

Settimio Soprani Artist VIとSIWA

 投稿者:川井 浩  投稿日:2010年 2月16日(火)19時37分35秒
  左側の名人Dragan Stojkovic Bosanacが弾いているのがSettimio Soprani Artist VIで、右側のプレイヤーの弾いているボタンアコがSIWA。 おそらく、現在のSiwa & Figliが旧ユーゴのセルビアでアコを製造していた時の製品で、音色、デザインもSettimio Soprani Artist VIをかなり意識している。 旧ユーゴの内戦が激しかったころのセルビアから家族でイタリアに亡命し、ScandalliとBorsiniで永年勤め上げたSiwa & Figliの社長自らが作るSiwa & Figliは良き日のScandalli Super VIをほうふつとさせる弾き心地で、小生のアコの花園においでいただいた方にはその弾き心地と音色に高い評価をいただいています。 もちろん音色は好き好きなので、あまり気に入らない人もいます。 もっとトレモロの効いたアルペンサウンドや、ミュゼットのお好きなかた、あるいはチャンバーのこもったような音色よりももっとダイレクトにリードの音色を感じたい人などには向かないようです。 面白いと思うのは、4リードは最低あると思われるSettimio Soprani Artist VIやSiwaなどはシングルリードでそれもピアニッシモでの表現を生かして弾く場合が多いことです。 リード一つでも味わいのある演奏ができるということだと思います。 もちろん複数リードも使い分けてアクセントとして使用していますが、終始4リードで大音響鳴りっぱなしという演奏方法ではないですね。 おいしいチャンバー経由のリードの音色が、好きな人には堪えられない。 Artist VIのリメイクも出るとの情報もありますが、ある意味で、Siwa & Figliのアコもぜひ当方にてお試しください。 かなりご期待に添えると思います。 それにしてもリメイクが出るほどのSettimio Soprani Artist VIとはそれほどのアコだったということですね。

Dragan Stojkovic Bosanac
http://www.youtube.com/watch?v=OMse5fGSgyo&feature=related
 

間違い訂正

 投稿者:カブトガニ  投稿日:2010年 2月16日(火)11時35分11秒
  下のコメントの終わりに私が買ったアーチスト・セブンは間違いで、アーチスト・シックスです、ごめんなさい。  

アコーディオン名器の音色

 投稿者:カブトガニ  投稿日:2010年 2月16日(火)09時09分34秒
  「人の好みは十人十色」「蓼食う虫も好き好き」などと云いますが、アコーディオンの音色も同じで、クラシックやジャズの人たちはチャンバーのシングルMとか最近はジャズの人はチャンバーのLLなんてトレンドの様ですが、例えばこれでミュゼットを弾いても別物になってしまいます、「モジャン」「キャバニョロ」「クロジオ」などフランスのメーカーはお国のミュゼットに合う楽器を(リードのチューニングを)造っていて、自分たちの造った楽器でクラシックやジャズを弾くなんて想定していなかったと思います。
(これらのミュゼット・チューニングの楽器でオーケストラなどの仕事に行くと他の連中からゆれのあるMMMミュゼット音のどの音に合わせれば良いのかと聞かれます。)

逆に「セッチミオ(スキャンダリー)・アーチスト・シックス」「ホーナー・ゴラ」「ホーナー・モリノ」「エキセルシャー・シンフォニー・グランド」「ダラッペ・スーパー・マエストロ」など往年の名器はジャンルを超えてどんな音楽にも対応できる様に設計されていたが音色は夫々個性のあるもので、私の買ったアーチスト・セブンには職人のサイン入りのギャランティが付いていました。
当時の名工たちの仕事に込める想いが偲ばれる名器たちです。

いまは東大阪あたりの小さな企業の職人さんにアコーディオンを造らせたら名器が生まれるかも知れませんね。
 

Settimio Sopraniの再来!

 投稿者:川井 浩  投稿日:2010年 2月16日(火)08時05分29秒
  偶然見つけたこのサイト:
The NEW Settimio Soprani Artist VI Accordion
http://www.youtube.com/watch?v=ARa_xYalO00&feature=PlayList&p=C528C8D253E51956&index=30
http://www.ArtistVI.com
驚くなかれ、今話題の伝説のSettimio Soprani Artist VIを当時のメンバーで再生産しようというもの。 解散したビートルズの再デビューみたいなもんですから、肝っ玉ぶっとびました。 以下が、書き込みされている情報です。
It has held the title "Rolls-Royce of Accordions" for more than half a century. A TRIUMPH of instrumental artistry, magnificent in tone and brilliant in performance, it has been long recognised and admired by the world's finest musicians: Ljubisa Pavkovic . Vlada Panovic . Boban Prodanovic . Caslav Ljubenovic . Dragan Aleksandric . Bata Kanda . Dragan Stojkovic Bosanac . Mica Jankovic . to name a few.

Unsurpassed for its wide variety of voices and perfect tonal balance, its dynamic power and myriad of tonal colors combine to meet the exacting requirements of the most demanding artist. Entirely hand-made by no less than 17 Master Craftsmen, it was produced for a short period of approximately 20 years before it was retired, resulting in a rarity where demand far outweighed supply.

HOWEVER, to avoid its inevitable extinction, over the last 5 years in the small town of Castelfidardo, Italy a secret project has been underway...To REBUILD...The Settimio Soprani Artist VI! 17 sets of hands working together again, building one at a time just like the old days.

Arriving in 2010 in both Piano and 6-Row Button models, go to http://www.ArtistVI.com to receive more FREE videos and information about the Settimio Soprani Artist VI. Follow the journey of this legend as it is brought back to life!

3月のドイツ楽器展には展示されるとのことだ。 これは一見の価値がありそうな予感。 Settimio Soprani Artist VIがFARFISA解散により停止されてから30年以上経過し、その間にその需要を埋めるために各社が競ってSettimio Soprani Artist VIもどきのものを作ってきた。 もちろんScandalli Super VIが後継機種としてこのビジネスを継いで来ているが、Guerriniも市場でかなり成功してきているようにも見受けられる。ただ、Guerrini自体の経営があまりうまくいっていないとの情報は各所から聞こえてきており、Guerriniの日本の代理店のトンボ楽器さんもかなりのご苦労をなさっているとの情報もありました。 そこで、長らくお待たせのSettimio Soprani Artist VIの再来となると、これはバルカンをはじめとしてオリジナルのArtist VIを知る世代には激震が走ることになるのではないかと思われます。 ドイツ楽器展に展示されるのはブース番号G18という情報だったので、いつもアコーディオンがまとめて出される第4ホールを探したところ該当無し。 でドイツ楽器展の事務局に問い合わせて、第3.1ホールのG18にPolverini社が出展していることを発見。 Polveriniが5年前から進めてきたといわれるこのシークレットプロジェクトと深くかかわっているのではないかという推測をしています。 大手アコメーカーの一つであるPolverini社は小生も取引があり、同社の軽量ハンドメードリードモデルのDiamantシリーズを輸入して在庫しています。 ここがこだわりのArtist VIをもし作るとなると、単なるデザインのコピーでは無く、実質的に本来のSettimio Soprano Artist VIを作ってほしいものです。 製品は本年半ばには完成するとの情報ですが、イタリア式納期を知る人は夏休み明けか秋ごろを想定すればいいかもしれません。 そんな30年も40年も前の恋人がその時の年齢で突然現れるようなものですから、それは胸が高鳴りますが、一方、今、すでに年齢とめぐり合いを重ねてしまった自分がその30年前か40年前に胸をときめかしたその人に胸をときめかせることができるのかどうか、そこは、怖い、でも逢いたい。 そして、自分の加齢を知る....。 なんだか少し切ない。 ついでに私もリメイクして30年か40年若くしてほしい! お願いキューティーArtist VIハニー!
 

好き、嫌い....嫌い、好き(2)

 投稿者:川井 浩  投稿日:2010年 2月16日(火)01時09分52秒
  すべてのものがそうであるように、アコの音色についても人の好みはいろいろです。 また、その好みも変わらない人もいれば、変わる人もいる。 変わるきっかけもタイミングもそれぞれ異なる。 いろんな音色は違うけど、どれも好きという人もいますし、特定の音が嫌いという人もいるわけです。 また、比べればどちらのほうが好きだとか、でも逆のほうが好きだとか。 208236さんはどうやら、おだやかなトレモロの効いたやさしい音色がお好みのようですね。 小生もそんな音色は大好きですが、また、Settimio Soprani Artist VIのような音色も好きです。 P探偵の「momento infinito/永遠の瞬間」は彼の作曲によるもののようですが、Artist VIの輝きのある、つやのある、蛇腹の振動が見えるような音色はたまらなく好きです。 また、特に弾いてみるとその弾きやすさや表現のしやすさなどがすぐにわかり、素晴らしい楽器だと思います。 P探偵もおそらくそんなArtist VIの音色の誘われてそんな演奏をしてしまったのではないかと思います。 タイプの違うアコでタイプの違う音楽をタイプの違う音色で演奏しているのですから、どちらがいいとか悪いとか言えるようなものではなく、どちらが好きか嫌いかという問題だと思いますので、まったくの個人の価値観と好みの問題なのだと思います。 それにしても同じアコでもいろいろが音色があるものですね。 一般の人にはそんなに音色が違うなんてこともあまり気にならないものなのかもしれませんが、ひとたび聴いてみるとずいぶんの音色がことなります。  

僕が魔法にかかる音色

 投稿者:208236  投稿日:2010年 2月15日(月)23時04分59秒
  僕は、アコーディオンを演奏される皆さんが、p探偵の紹介された「momento infinito/永遠の瞬間」の演奏を聴いて感じたご意見をききたいです。
今日も酔っぱらっているため、思考回路が麻痺している状態なので、p探偵の演奏を聴いた僕の感想は皆さんのご意見を聞いてからにしたいと思います。
僕は、アコーディオン弾かないので、アコーディオンの名器だとか、MMずらしだとかには全く興味がない人間です。
ただ、美しいアコーディオンの音色が好きなだけなので、技術的なことは全く理解できません。
そんなアコーディオンを演奏しない僕が聴いて魔法にかかってしまったビデオを紹介します。
先入観を持たないで音色を聴いてください。
★ Steirische Harmonika - Hiasl, ho ho
http://www.youtube.com/watch?v=SyzwnKdQlVU
僕は、アレクサちゃんの演奏もそうですが、素朴なメロディで、このような心地よい演奏を聴くと何度も繰り返し聴いてしまいます。